ちょっといい話

しっかりご自身を「アピール出来る人」。そういう人が伸びていきます。なぜかというと、、

あなたが「なぜその行動を取ったのか」「どうしてそう思うのか」「何の目的でその行動を起したのか」そういう理由とか裏付けを、きちんと相手(第三者)に言えるとか発信出来る人のことを「アピール出来る人」と言います。そういう人は相手から見ると「わかりやすい」ので頼もしく思えるし信頼感もアップします。

自分の考えや思いを表に出さないとかじっくり仕事を進めたい、人にとやかく言われると乱されるのイヤだ、そういう「静かな人」も多いと思いますが、社会の現場で「アピール出来る人」と「静かな人」を比べたら、やっぱり見てわかりやすい「アピール出来る人」が勝ちます。

その理由ですが「アピール出来る人」は、良いことも悪いことも外部に発信しようとするので、とにかく「良い」とか「悪い」とか評価しやすいのです。もしあなたが自分の考えていることについて何も言わなかったら相手はあなたのことを評価しようがありません。もし「アピール出来る人」が会社員とか従業員でしたら「静かな人」よりも上司から評価されやすくなります。それが結果的に、あなたご自身の査定や報酬(給料)に結び付いていくでしょう。

「アピール出来る人」は、相手や事実をきちんと分析出来て、その分析結果のもと「あなたの言うことは間違っている」とか「あなたの判断は正しくない」「あなたの行動はスジが通っていない」そう言えるようになることが大切です。でも私はそんな偉そうなこと、とても言えない・・、そう感じる方も多いと思います。

少しあなたの周りの人を観察してみてください。相手に対してクレームとか文句ばかり言っている人がいませんか。例えば「あの人はバカだ」とか「あいつは仕事が出来ない」「あの子はダメな奴だ」とか・・。そういう人は「自分をアピール」しているのではなくて、相手を評論するとか批判して蹴(け)落とすことで、無理やり自分を高めようとしている人だと思います。そんな人になってしまったら悲しくはありませんか?

「アピール出来る人」とは、まず自分の行動をきっちり正しいものに修正して、その上で相手の行動や考え方に対して意見を言えるようにならないといけません。ですからご自身の仕事のやり方を見直して、切磋琢磨して、質の高い仕事のやり方を身に付けていかないといけないと思います。

「アピール出来る人」というのは、人とコミュニケーションするのが得意な人です。人と会話するのが「面倒くさい」とか「苦手だ」「おっくうだ」といって、コンピュータのディスプレイ(画面)とばかり会話しているような人は「アピール出来る人」になれないです。

ご自身を「アピール出来る人」に高めていって伸ばしていくひとつの方法として、ぜひ今から、たくさんの人と会話できる会議やコミュニティ、講演会、勉強会、SNS、ブログなどに参加してほしいと思います。そこでご自身のやり方とか考え方を、多くの人に表明(アピール)してみて下さい。たくさんの「アピールしてくれる人」が、あなたのアピールに対して「逆のアピール(建設的な意見)」を言ってきてくれると思います。

中には、あなたの品質の悪いところがあれば、頭のいい人とかロジカルな人に確実にそれを指摘されるでしょう。でもそれを怖がっているとかおっくうになっていたら訓練になりません。そこで出てきた悪い箇所をしっかり把握して、そしてその箇所にポイントを当てて重点的に修正する。そしてまた自分の思いや行動をアピールする。こういう作業を繰り返すことで、誰にも負けない品質を持つ「アピール出来る人」に育っていくように思います。これであなたは確実に伸びていくように思います。

ぜひ頑張って「アピール出来る人」目指してほしいと思います。

 

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