それは「見える化」させたいと思っても、見せたい相手が、それを見てくれるかどうか、わからないからです。「見える化」の手法を使う時には、次に説明する「見せる化」とか「見よう化」の手法もじっくり考えて、同時に実行するようにしてください。(1)「見せる化」というのは、見えるようになった物を相手に「(あなたが)見せようと努力する」ことです。(2)「見よう化」というのは、いつも見逃してしまって捨てている目の前にある物を「(あなたが)見ようと努力する」ことです。「見せる」も「見よう」もどちらもあなたご自身が主語の行動ですが、相手の人も「見せる」とか「見よう」とする行動が出来てくると、自分や相手やチームのパワーとかモチベーションはアップしてくるでしょう。樋口研究室のITコーチングとかビューチェンジではこういう発想をしながらご自身や相手の行動改善を進めていきます。世の中では「見える化」作業ばかりパワーを出してやっている人が多いようですが、それだけでは成功しませんので、気を付けてやるようにして下さい。よろしくお願いします。