会社の仕事をただ単にやっているだけでは、会社を退職した後も、人からお金をもらえるような価値のある人になるのは難しいと思います。会社で身に付けたスキルやプロセスはその会社のビジネスモデル(儲け方)に合わせたスキルです。だから会社の後ろ盾(だて)が無くなってしまうと完全アウトになってしまうからです。もう今の時代となっては、会社は何年も存在するものではありませんし、年金も十分にもらえるわけではありません。息子や娘に頼って生きていくのもなんだかなあ、、とか思うでしょう。そのために、今から会社が無くなっても自分が勝負が出来るご自身の「ネタ」や「武器」は何か、これをしっかり考えて作り出しておかないといけません。その作業を始めるのは早ければ早いほどいいです。20代はガムシャラに働いて、30代でスキルを身に付けて、40代で固めて、50代で独立する。そんなプランを立てている方が多いですが、それはもう10年前の古いキャリアの作り方です。今はそんな流暢なことを言っている時間や余裕はありません。だってみなさんの周りには、私が言っているようなことを感じている人が多いのですよ。いわゆる敵も多い時代に突入してきているのです。だから自分の力でお金儲けが出来るプランを考えるのは、早ければ早いほどいいのです。樋口研究室では20才代から考えることをお勧めしています。あなたのキャリアを作るのは、あなたのお子様を教育する時間(小学校から大学まで)よりも長い時間がかかる作業だったりします。素早くかつ効率的に、そして出来るだけ早く取り組むようにしてほしいと思います。よろしくお願いいたします。