ちょっといい話

起業とか独立を狙っている人がハタと一瞬、戸惑う時。それは、、

樋口研究室には、起業するとか独立したいとか、そんな夢が一杯のお客様がたくさん集まってきます。

でも今は不確実性の時代です。そういう人でもハタと独立や起業をやめようかなあ、、そう思う時があるようです。それを少し分析してみましょう。

独立や起業をやめようかなあ、そう思う人は以下の3つのことを前提として、起業や独立を考えている人です。

(1)今、自分のやっている仕事で成功して、それを事業のネタとか素材にして、起業や独立しようと考えている人。
(2)事業が多少失敗してもやっていける、十分な資金を用意してから起業や独立しようと考えている人。
(3)配偶者もいるし子供もいる。介護もあるし住宅のローンのこともある。かかえているモノが多いから、それらがある程度、片付いてから起業や独立しようと考えている人。

わかります、その気持ち!誰しも失敗なく起業や独立したいと思っています。

でも、上記の3つの前提をパーフェクトの揃えるだけでも大変でしょう。ひょっとしてこの前提を揃えるだけで一生かかるかも!?ひょっとしたらずっと一生、起業や独立が出来ないかもしれません。それは次の3つのような質問をご自身の心に投げかけてみるとわかります。

(1)どんな成果が出たら、起業や独立をスタートさせることができる成果なのか?
(2)どれだけお金を持っていたら、ラクに企業や起業ができるのか?
(3)かかえているモノが全て無くなるような瞬間は、実際あるのか?

結局、上記の問いには答えが無いような感じがいたします。上記の全てを解決させて起業や独立した人をあまり見かけません。

上記のような前提を考え過ぎて、結局動き出せない(起業や独立できない)状態でいるよりは、少しぐらい失敗あっても、頑張ってリカバリーしようとか、失敗は成功の種になるとか、家族とか友人に世話になっても後で恩返ししようとか、そういうふうに最初から失敗は必ず「存在するもの」とか「あるもの」だと思って行動することが出来ないと、起業や独立は達成しにくいテーマだと思います。

まず「実行」して、その成果を「検証」して、「調整」しながら前進する。これが起業する時の原則と言われています。

みなさんもご自身のテーマ達成を狙ってしっかり前進やってみてほしいと思います。

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