日曜の経済紙に表題のような記事がありました、こういう結果が出てくるのは、みなさんコミュニケーションというのは、耳だけでなく目で伝えている部分が大部分を占めている、そういうことを心の中で感じているのが理由だからだと思います。私のように外資企業に長年勤めた人間がこう言ってしまうと、もともこもありませんが、その気になったら、英語であろうとチャイナでもヒンディーでも、身振りや手振り、絵や図を描けば、自分の伝えたいことは、ほぼ相手に伝わるという経験をしています。相手の国の言葉をしゃべれなくても、一所懸命、伝えたい!そういう気持ちがあれば、ほとんどの場合、自分の伝えたいことは相手に伝わります。そいうことを考えると、私はもっと母国語(日本語)を大切にして、しっかり上司や部下、協力会社の人に、自分の思いを伝えることが大切だと思います。とはいえあなたが会社の役員や管理職で商売の相手が英語を使う人だったら多少、英語が出来ることをアピール出来ないと(TOEICの点数などで)昇進や昇給しないかもしれません。それとTOEICなど英語の点数が会社で決められていたら、その点数を取らないと、車の運転免許を取らないで国道を走っているようなものなので、これも昇進や昇給出来ないと思います。もしあなたがその会社で生き残っていきたいと思うなら、コミュニケーションというよりは、査定のために英語を勉強するしかありません。それともうひとつ。英語を勉強してから、その後にそれを使って職業を決める。そういう発想もあるとは思いますが、まず自分のやりたい職業を決めて、そこで英語や中国語が必要ならその言葉を勉強する。そういう発想をするのが正解だと思います。なぜかというと言語というのはツールですのでツールとうのはその時代やトレンドによって変化する可能性があります。場合によっては中国語を習得する方が会社の役に立つことがあるかもしれないので言語は必要になった時に学習する方がいいと思います。みなさん、まずは日本語、がんばってほしいと思います。