樋口研究室の飯田コーチが解説した「ルート(経路)切り替えビューチェンジ」では、3つのチェンジ(ルートを探すビュー、 ルートを固めるビュー、 ルートを記憶するビュー)の事例を書いています(こちら>> )。この中で一番大切なビューは何かというと3つ目の「ルートを記憶するビュー」です。過去にやってしまった失敗。そのままにしておくとそれを何度も繰り返してしまう。みなさんにもそういう経験あると思います。人によって失敗の内容は違うのですが、その人(ご本人)が失敗を起すタイミングや状況には、かなり類似性があります。例えばイベントドリブンの依頼があった時、携帯電話が振動した時、5時間しか眠れなかった時、イヤなあの人からのメールが着信している時など、人によってさまざまですが、そのタイミングで失敗を起す確率が高いのです。だったら失敗を起す傾向を事前につかめたら、失敗が起きるタイミングがわかっていたら、あなたの失敗は未然に防げる可能性があるのです。自分自身で自分の傾向を分析して見つけ出すことは容易ではありません。でもパターン(傾向)を見つける訓練をしている私達(ITコーチ)は、みなさんの言動を分析して、失敗をしてしまいそうなタイミングや傾向を見つけ出すことが出来ます。そして、失敗がおきそうなタイミングで、みなさんに色々なアドバイスをするようにしています。過去の自分が通った経路は、しっかり憶えておく。機会があるたびに失敗の経路を思い出して分析する。そして失敗した経路は使わないようにする。そんな考え方でいくと、考え方や行動の品質はアップしていくと思います。