ちょっといい話

上期に独立した人が過去最高。本当に五十才で起業が出来るのか。

1.上期に起業した人が過去最高に

経済紙によると、上半期に起業を目指す人の数が、過去最高になったそうです。

起業や独立するときの、「適齢期」というものは、あるのでしょうか。

今回は、樋口研究室にいらっしゃる、会社員や経営者から教えてもらった、起業や独立に関する、興味深い内容を書いてみたいと思います。

2.社長の訓示が11/1(月)にあった

大きな都市では、感染症の宣言が解除されたあとも、飲食店の時短要請やイベントの入場制限が、10/24(日)まで延長されていました。

なので、多くの社員は、制限の延長終了の翌日。つまり10/25(月)に、会社にフロアに戻って仕事をするのかなあ、、と思っていたそうです。

ところが、10/25(月)の制限解除になっても、社長や幹部が、社員に対して、在宅勤務やリモートワークを解除する旨のアナウンスをやらない会社が、たくさん存在したようです。

なので、10/25(月)から10月29(金)の一週間、社員は在宅勤務やリモートワークを、継続しました。

しかし、翌月の11/1(月)午前9時に、多くの会社で、社長が社員全員に対して、とある訓示(アナウンス)をやったそうです。

その訓示の内容は、社員は、一週間のうち、会社に2日とか3日だけ出社して、それ以外は、在宅勤務やリモートワークを継続しろという内容だったそうです。

社員の反応は様々でした。

働き方改革の効果もあいまって、在宅勤務やリモートワークを歓迎する社員もいれば、感染症の前と同じく、毎日出社するほうがいいという社員もいたました。

とはいえ、社員のみなさんは、一週間に数日間は、会社に出勤しないといけないので、11/1(月)から、社員の出勤がスタートし始めました。

3.出社したら自分の座る机やイスが無い!?

そして、ここからが興味深いのですが、社員が久しぶりに会社に出社して、とても驚いたことがあったそうです。

それは、会社のフロアが、感染症の前の状況と比べて、とてもすっきりと、きれいに作り変えられていたそうです。壁紙や照明、コピーや書類棚の位置など、すっかりと模様替えされていて、今風で快適で、昔のフロアとは大違い。

いわゆる、以前のフロアーが、フリーアドレス制のフロアになっていて、社員は好きなところに座って仕事をするレイアウトになっていたそうです。

そして、もっと驚いたことがひとつ。

社員の机とイスの数が、自分の所属しているメンバーが全員、出社すると、あふれてしまうのです。

つまり、全員が座るだけの、机とイスが、設置されていなかったのです。

もし自分が、机やイスを確保できなかったら、その社員は、会社のどこで仕事をすればいいのでしょうか。

自宅は、会社のフローほど、仕事の環境が整備されていませんから、プリンタに印刷できないですしFAXもありません。

自宅はLANは、一般の家庭が使うLANなので、速度が不安定でギガ制限などあって仕事するには不便ですです。

それ以上に、会社のノートパソコンを持ち帰らないと、会社のネットに接続できません。つい最近、会社のノートパソコンを、電車に置き忘れて帰る人が続出して、問題になったことが、忘れられてしまっています。

11月に入って、異次元の世界に飛び込んでしまった社員が、多かったようです。

幹部や中堅の社員は、この時「ひょっとしたら自分は会社に必要のないのだろうか・・」そう感じた人も、多いそうです。その理由は、次の章で述べます。

筆者は、感染症の後の、働き方の変化は、会社に長く勤めている人にとって、どんどん寂しい環境に、なっていくのかなあ、と感じました。

4.給与を若者に配分せざるをえない会社

国は会社に、定年を60才から65才に延長し、さらにそれを70才まで延長するよう努力気味を課しています。

みなさんご存じのように、日本の雇用制度は、社員の給与は、全員同じ金額でスタート(新卒の場合)し、年齢が上がるごと給料がアップする年功制を採用しています。

上記の制度は、戦後の経済や会社の復興に大きな恩恵を与えました。

とはいえ、2000年以降、ビジネス環境が激変しIT技術なが発展するなどする中では、意欲の高い若くて優秀な人材を、日本や海外から採用しないと、会社に利益をもたらさない状態になってきました。

しかし、会社が年功制の報酬を維持して、定年を60才から65才、そして70才まで、延長させてしまうと、給料の原資が、雇用延長の社員に回ってしまい。会社は優秀な社員を高い給料で獲得できません。

加えて、年功制の給料は、優秀な新卒や中途社員に対して、同年代の正社員の給料より、高い給料を提示すると、不公平感が、高まります。

こんな時代になると、会社の人事制度は、年功制を廃止し、年令にかかわらず、成果を上げた社員を高い報酬で、むくいてあげる必要が出てきます。

結果的に、会社は若手や優秀な社員に、給料を配分できるように、在宅勤務やリモートワークで、無駄なフロアや作業を削減し、経費節減を狙います。

まや年功制によって肥大化している40才から50才までの、給料のボリュームゾーンの高い社員をリストラして、経費節減を狙います。

会社に、社員全員の机や椅子がない。

会社の社員に対する給料配分のことが、理解始めた40才から50才ぐらいのベテラン社員であれば、自分の会社に在籍するモチベーションが下がるもしれません。

5.リストラを受けて自分のキャリア開発の原資を得る

日本の雇用の仕組みでは、社員を退職させるのは、簡単ではありません。

ですが、社員に対して早期退職金や特別な報酬など、会社の状況説明と金銭を与えることを条件に、社員に退職を促すことが出来ます。

会社員の感染症の後の働き方は、会社からお金をもらって、別の新しい会社に再就職する。

また、退職した時にもらうお金を原資にして、新しくご自身で起業や独立する。

そうやって、残りの生計をたてるために、新しいキャリアを作り出さないといけなくなります。

色々な情報を分析すると、再就職によって、もとの給料に戻ることは無く、減ることが多いそうです。

それは、再就職する会社も、若手や優秀な人材への、給与の再配分が課題となっているからでうす。

以上により、40才から50才の社員が、会社を退職し、再就職するとか、起業や独立を選択する人が、多くなってきているのです。

5.五十才で起業するために必要なこと

筆者は、47才の時に、会社から早期退職金をもらって、起業しました。

私のお客様がいうには、47才の企業は、遅いほうだ。そういわれることが、多いですね。

どうして、47才では遅いのか。そうなると、50才の企業は、もっと遅くなることにですので、起業や独立に不利なのでしょうか。

私は、それをじっくり考えてみたことがあります。

どのような結論が出たか。先に言えば、50才の独立は、難しいと思います。

しかし、実は前提があって、やり方によっては、50才の起業もありえます。

というより、自然と起業や独立スタートが、50才になってしまうことも、あるかもしれません。

上記の前提なのですが、起業や独立するには、スタートする前に、起業や独立の準備をする期間や日数が必要です。

準備期間があれば、50才からの起業や独立は、うまくスタート出来かもしれません。

起業すると、継続的にお客様から、お金を獲得できなければなりません。

それを考えると、起業や独立する時は、自分の会社で「何を売る」のか、それが明確になっている必要があります。

もちろん、農業や漁業、飲食店や親の会社を継ぐなど、敷居の低い起業や独立のやり方も存在します。

ですが、敷居の低いケースで作られる商品は、それがうまく完成しなかったり、すでに競合他社と比べて優位性が下がっている場合が多ければ、継続的にお金が入ってこないので、失敗するかもしれません。

ですので、もし50才で起業や独立をスタートさせるのでしたら、少なくともその5年前ぐらいから、事業を継続するための商品を作る準備を、しておくほうがいいと感じます。

6.どうやって起業や独立の準備をするのか

商品開発の準備のやり方は、人それぞれやり方は異なるでしょう。

筆者の場合は、商品は「コーチング」に関係する商品です。

業種としては教育業(学習塾)に、分類されていて、教育教材(セミナーや資料や書籍)を開発するとか、お客様にコーチングやコンサルタントなどサービスを商品として提供して、その対価として月謝や受講料などでお金をもらって、事業を継続させます。

筆者の場合は、起業や独立をスタートする前に、前職の会社員の時に、上記の商品開発の準備をしました。

また起業して事業スタートさせた時に、一定の料金を獲得できる顧客を獲得しておく準備をしました。

上記のような作業を、起業や独立の前の準備作業でやっておくと、起業や独立後の作業がやりやすくなるでしょう。

会社を退職して、お金をもらってから、時間をかけて商品開発するような発想でいくと、お金がなくなってしまって、起業や独立ができなくなるケースが多いので、注意してください。

7.今、自分が売りたいものが無い時は

そういう場合は、会社を退職した後に、どこかの会社に再就職することを、おすすめします。

起業や独立すると、商品開発から販売、メンテナンスなど、最初はご自身おひとりで、作業しないといけません。

それ以外に、お客様との商取引の理解や、税務、総務、人事など、商品以外の作業のやり方を、学ばないといけません。

しかし再就職すれば、そんな面倒くさい作業は、しなくてかまいません。

会社で、その作業を専門に実行する社員が、全てやってくれるので、あなたは商品の開発や販売やメンテナンスに集中できます。

起業や独立すれば、身に付くスキルや達成感は、莫大なものになりますが、再就職すると、給料は低くて、税金をしっかりと取られることになるでしょう。

8.最後に、商品はスモール化やユニーク化の方向に向かう

50才になって、起業や独立する時に、売り物にする商品は、大量に安く生産して売りさばくとか、最新ITやAIやコンピュータ設備が必要な商品やサービスのような、大量消費の商品ではないように感じています。

50才の起業や独立になれば、自分の経験を生かした、ニッチなサービスを作り出すことが出来るように、感じます。

お客様が、ほんとうにほしいなあとか、やってくれると助かるなあ、嬉しいなあとか思うような、小さく(スモール)て個別(ユニーク)な商品や作業、手ほどき、アドバイスが、50才以降で事業として扱う商品の内容として、いいのではないかと感じています。

ぜひ、参考にしてみてください。

■樋口研究室からメッセージ■

仕事を継続する行動はスポーツや運動で記録を伸ばしていく行動と似ています。スポーツ選手には必ずコーチがいて選手が間違った作業をしていないか、効率的に作業をしているか、常にあなたをアセスメント(観察)しながらアドバイスやサポートをしています。樋口研究室はスポーツだけでなく仕事をする時もコーチが必要だと考えています。ひとりで仕事を進めていくことは大切ですが日々の仕事の内容はひとりで太刀打ち出来ないほど複雑多岐で難しくなってきています。あなたご自身にコーチを採用してコーチと一緒に前進することであなたの前進力や行動力、突破力が二倍、三倍になると感じます。その結果、あなたが目標に到達する時間がひとりで行動するより二分の一とか三分の一に短縮されると思います。樋口研究室ではあなたのキャリア作りに役立つコーチングやセミナー、レッスンを数多く提供しています。この機会にぜひ樋口研究室をご活用いただけますと幸いです。

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