どうして多くの社長が外車を買うのか。
この本を読むと、会社の社長が、業績を赤字から黒字に転換させた時、なぜ決まったように高級外車を購入するのか、その理由がわかります。
税務調査でパニックになる社長。
社長は、自分の会社に税務調査があった時、とにかく、加算税とか重加算税を支払うことに、頭の中が精一杯になるそうです。
そして、自分のお金の使い道の、何が不正と認定されて、加算税を払うハメになったか、そんなところには、全く頭が回らず、右往左往する経営者が、ほとんどだそうです。
税務調査をリピートする社長。
税務調査にパニックになる社長は、数年のあいだに、再び税務調査の対象者になることが多い、と書かれています。
不正会計は、経営者にとって、とても「甘い汁」らしいです。一度、これをやってしまうと、毎年、不正や粉飾会計を継続する会社になってしまうクセがついてしまうそうです。
不正に絶対、手を染めないことが大切。
読み終えたあと、不正会計や粉飾決算は、ぜったいにやってはいけないなあ、、ということが、わかりました。