RSS読者限定

失業期間が1年以上。職務履歴書の書き方を工夫しましょう。なぜか、、

失業期間が1年以上に及ぶ求職者が増えてきています。そんな記事を新聞で見ると本当に求人数が減ってきているのかなあ、、そう思いがちですが、実は企業はキャリア採用(中途採用)の求人数を減らしているわけではありません。従業員は自然に減っていき昨今は退職者する従業員も多いです。だから企業では常に何名かのキャリア採用をおこなっています。ではなぜ求職者がそこに入り込めないかというと、それは求職者がいつも同じ職務履歴書を持って審査に挑もうとしているからです。過去に勤めていた会社の職務内容は、もうすでに過去のものです。それを全く知らない新しい会社の人に説明しても「ちんぷんかんぷん」です。なのに求職者は一度作ったご自身の職務履歴書に手を加えずに求人に応募してきます。こういう状態では選考の担当者がしっかり職務履歴書を読もうと思っても疲れてしまって、何を書いているのか全然わからなくて困ってしまいます。それで書類を全く読まずに書類選考でアウト。そういう状態になってしまいます。職務履歴書というのは「ひな型」になるようなものをひとつ作ったら、それを使いまわすのではなくて、応募する企業の業態や職種に合わせてこまめに書き換えないといけません。10社に応募するのなら、10種類の職務履歴書を作らないといけないということです。自分のやってきた仕事は素晴らしいものだ、それを相手に認めさせるためには、相手の会社の言葉や考え方、芸風に合わせて、きちんとカストマイズされた言葉で相手に伝えるようにしないといけません。こういう作業をしたことが無い人が就職活動に突入するとむやみに失業期間が延びてしまうのです。こういう作業は一種のスキルでもあります。樋口研究室には就職活動や転職、起業に必要な行動力アップを目指すお客様がたくさんいらっしゃいます。みなさんも活用してみませんか。これからどんどん勝負の世界に入っていきます。ご自身がどういう行動をすると成功しやすいのか。これをしっかり考えながら就活や転職、起業の行動を起こしていってほしいと思います。

© 2024 樋口研究室のコーチング Powered by AFFINGER5