間に合わなかった。予約していた新幹線。
12月に入ってすぐ、平日の木曜のことですが、品川駅15:57発、大阪駅行きの新幹線のぞみ号に、乗り遅れました。
乗車時刻に遅れそうになって、山手線ホームからキャリーバックを、超ダッシュで走って引きづりながら、品川駅の構内の新幹線乗り換え口に、列車発車の、1分前に到着しました。
すると、驚きの出来事が、発生しました。
乗車券が出ない。乗り換え口。
私は切符を、いつもスマホを使って、21日前の早得割引で、エキスプレス予約しています。
そうすると、乗車する時に、改札口でスマホ(モバイルスイカ)をかざすと、自動で乗車券が出てきます。
しかし、残り1分前の改札口では、スマホをかざしても。乗車券が出てきませんでした。
発車まで、あと1分なのに、本当に困ります。
それを見ていた、駅員さんが、スイカの設定は、きちんとやってますか?と、問いかけます。
そんなの、きちんと、やっているに決まっているでしょ。私は言います。
すると、駅員さんは、手帳を取り出して、サクサクと品川駅から乗ったことを証明する「乗車証明書」を書いて、それを私にくれました。
駅員さん言うには、降車駅(新大阪駅)で、スマホの中に、もし乗車するはずだった新幹線の予約データが無かったら、全額、降車駅で、清算支払いになるそうです。
すんでのところドアが閉まる。非情な新幹線。
ああ、新幹線の発車まで、あと30秒。
エスカレータをまたダッシュして、新幹線の出発ホームに駆け込んで、残りゼロ秒!
間に合いませんでした・・。
私の目の前で、新幹線の扉が、しっかりと、閉まってしまいました。
非情な新幹線に、くやしまぎれに、新幹線の本体に、蹴りをいれよう(犯罪です)、そう思いました。
でも、最近の出発ホームでは「ホームドア」という落下防止の柵があって、閉まっています。
ですので、私は新幹線の本体の扉に蹴りを入れることはできませんでした。
結局、私は目的の新幹線に、乗り遅れてしまったのです。
自由席に乗る。後続の新幹線。
私は、いつも21日前の予約のおとくな切符を買っています。
このおとくな切符で、はたして、後続の「のぞみ号」に、そのまま搭乗できるかどうか。
もちろん指定席はダメですが、自由席だけでも乗れるかどうか。
少し考えましたが、とにかく、早く新大阪に行かないといけないので、後続の「のぞみ号」の自由席に、乗りました。
自由席に座っていたら、改札の車掌さんが来て、私は、品川駅の乗車証明書を見せながら「改札口で乗車券が出てこなかった」旨を伝えました。
すると車掌さんは、あっけなく、降車駅(新大阪駅)で清算してくれ、といわれて、とりあえず私は、その自由席に座ったまま、新大阪駅に到着しました。
新大阪駅の改札口で、スマホに残っていた乗車データを見せて、そのデータをクリアして、無事に新大阪駅を出ることができました。
エラーで乗れない!大阪の御堂筋線(地下鉄)。
ほっとして、次に大阪の御堂筋線(地下鉄)に乗ろうとして、スマホを自動改札に通すと、なんとエラーになりました。
もう一度やってもエラー。再度やってもエラー。何度やってもエラーになります。
仕方ないので、今度は、地下鉄の窓口にいきました。
すると、窓口の担当者は、お客様(私のことです)のスマホは、東京の山手線の大崎駅から乗車して、そのあと降車した記録がないので、エラー状態になっております。と、説明されました。
品川駅の、新幹線の乗り換え口で、乗車券が出てこなかった時に、私は大崎駅から在来線の山手線に乗って品川駅に来たので、大崎駅から品川駅までのデータが、クローズされてない状態で、データ上に残っているため、それが理由で、スマホがエラー状態になるとのことでした。
これを解決するのは、地下鉄の窓口では解決できなくて、JRの窓口で解決しないといけないと、説明されました。
そして、また私は、JRの新大阪駅に、戻りました。
たらいまわし。新大阪駅の構内。
最初に、新大阪駅のみどりの窓口にいきました。
すると、みどりの窓口は、JR東海のみどりの窓口なので、スマホ(モバイルスイカ。JR東日本)の処理は、できませんと言われて、驚きました。
どうすればいいか、尋ねてみますと、JR西日本(イコカとスイカの両方扱っている)みどりの窓口に、行ってくれとのこと。
そのJR西日本のみどりの窓口の場所が、新大阪駅の奥の奥の奥のほうの端っこにあるみどりの窓口で、この場所から行くのが、とても大変です。
しかたがないので、私はJR新大阪駅の端から端まで歩いて、JR西日本のみどりの窓口にいきました。
まだまだ出てくる。JR西日本とJR東日本の壁。
JR西日本の、みどりの窓口で事情を話すと、係員から、お客様(私のことです)は大阪のジモピー(地元住民のこと)かどうか、尋ねられました。
私は、少し奇妙な質問だなあ、と感じました。
なんで、切符の清算ごときに、自分が地元住民なのか、そんなことを、調査されるのか、疑問で仕方がありませんでした。
で、係員に、どうして、そんなことを尋ねるのかと、聞いてみました。
そうすると、面白い回答が、帰ってきて、お客様がすぐに東京の品川駅に戻って、JR東日本の管内で、在来線の清算(大崎駅から品川駅)すると、その清算額(乗車料)が139円になるそうです。
ところが今、JR西日本管内で、JR東日本の清算をすると、その清算額(乗車料)が140円になってしまって、乗車量の1円の違いが出るとのことです。
ようは、今、新大阪駅で、清算すると、1円の損をする。そういうことなわけです。
私は、すぐに東京で清算できるのは、わかっていましたが、とにかく今のエラーを修正して、御堂筋線(大阪)の地下鉄に、乗らないといけなかったので、とにかく急ぎでエラー解除するために、JR西日本の清算してもらって140円を、支払いました。
これで、晴れて私のスマホの中身のデータは、きれいな乗車データに、なったということです。
とはいえ、私は、早くJRの東日本とか、JR東海とか、JR西日本の壁を、解消してもらって、どこでも同じように電子データを使えるようにしてほしなあ、と、強く感じました。
以上で、私はスマホの全てのエラーが解消されて、無事に大阪の地下鉄の御堂筋線に、スマホで乗車することができました。
そして発生した。キャリーバックのトラブル。
私の仕事道具のキャリーバックのトラブルは、私が品川駅の構内で、キャリーバックを懸命に、全力疾走ダッシュして転がしたために、キャリーバックを力強く引っ張るところのハンドルの部分が、トップの写真のように、ヒビが入ってしまったのです。
このおかげで、キャリーバックを、ハンドルで引っ張って、使えなくなってしまったのです(涙)。
もう11年以上も昔から、私が、仕事のキャリーバックとして、東京と大阪の往復に、使っていたのに、ハンドルの付け根に、ヒビが入ってしまって、たいへんショックだったです。
キャリーバックを修理する。良かった。
キャリーバック製造元のお店にお願いして、今回、壊れたハンドルの箇所を、新品の部品に交換修理してもらいました。
このハンドルの部分は、「テレスコープ・ハンドル」と呼ばれていて、この箇所だけを交換することが可能でした。
修理代金は、総額、12,000円(税込)でした。
この修理と同時に、キャリーバックの本体の、噛み合わせ部分の「ゴムパッキン」を全て交換しました。
これで、昔から使っていたキャリーバックから、新しいキャリーバックに、交換した時のように、快適に使うことができるようになって、良かった、と感じています。
今回、破損したキャーバックの、その前に使っていた、11年前のキャリーバックの様子が、昔の樋口研究室のブログで、樋口研究室の「オフィスの一日」に、掲載されています。ぜひ、ご覧ください。こちら>>
今でも、キャリーバックにぶつかって(ひっかかって)転倒する旅行者が、あとをたたないそうです。
ほんとうに、注意しないと、いけないですね。古い樋口研究室に記事がありますので、ぜひ、読んでみてください。こちら>>