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大事な経済原則。「守り」の企業。「攻め」の個人。どういうことかというと、、

表題は某、金融経済紙で使われていたキャッチコピーです。これはかなり当たっています。今、会社は経営のリソースを極限まで絞り込んで最適化させています。いわゆる選択と集中です。ですから今、企業は「守り」の体制に入っていて会社の基礎固めをしているという時期です。こういう時期は会社は必要なものだけにお金を出す体制になっていますので、みなさんが会社に何かを期待(キャリアアップとか昇進、異動)したとしても、なかなか手に入りにくいように思います。でも反対に、今の時期の個人は少しでも品質の良いものを狙っています。日ごろ手に入らないものがリーズナブルに手に入るようになってきています。今のうちにこれらを手に入れて、来るべき景気回復や復興完了の時期にダッシュ出来るように備えています。これは企業とは全く反対で個人の「攻め」の状態ですね。このように今、企業と個人の心の中では、全く正反対の心の経済原則が働いていると思います。ところで今、みなさんに大切なことは、今のうちに自分の価値を高めて、できるだけ他人と差別化できる「自分オンリー」を狙ってほしいということです。自分オンリーの状態というのは、他の同僚と比べて自分の方がユニークだ、そういうことです。他人と較べて何でもいいので、ユニークな箇所が無いと、同じような人が選択肢に並んだ時、自分より面白い人とかコストのかからない人が選ばれてしまって、自分が選択肢からはずれてしまいます。そうなると、せっかく経済が上向きつつあるのに、再び窮地に陥ってしまいます。これに十分に注意して、自分の能力を高める行動とは何なのか、これをしっかりと考えながら仕事を進めてほしいと思います。樋口研究室では、そういうみなさんを一生懸命サポートする仕事をしています。時間がある時に樋口研究室の活用を考えてみて下さい。あなたの力になりたいと思っています。

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