ちょっといい話

自分は「放置」されている。そこから脱却して自分のメンテナンスをスタートさせる。

1.あなたは「放置」されている人ではありませんか?

樋口研究室が執筆した「減速ビューチェンジで良好な人間関係を作ろう」という記事があります。この記事は、とてもたくさんのみなさんに読んでいただいています。

この記事の中で、会社で「放置されている社員(人)」が登場します。放置されている社員とは、長年、仕事をしていても、全く昇進しないとか昇格しない、責任のある仕事を任されないなど、会社からメンテナンスされていない社員のことです。

2.メンテナンスされていない状態とは?

メンテナンスされていない状態は、働かされ続けている状態です。

ずっと働きっぱなしでいると、油も切れてきます。ネジも緩んでくるでしょう。そういう状態になった時に、きっちり整備してあげて、もとのパワーある状態に戻してあげる。これが「放置」とは逆の「メンテナンスされている」状態です。

このように、メンテナンスされているということは、仕事を継続させるために、とても大切な状態なのです。

3.読者が知りたいと感じている身近な放置されている状態とは?

樋口研究室には、この記事を読んだ多くの方から、同じような問合せメールをいただきます。その内容は「社員(従業員)が放置されている例をもっと教えてほしい」という内容です。

以下に放置されている例にどんなものがあるのか、身近なものをいくつか補足してみたいと思います。

■上司やリーダーは自分自身の案件をこなすのが精一杯で部下に声を掛ける暇がない。

■会社で相談役の先輩やアドバイザーが決まってない(そもそも、そんな制度が無い)。

■会社で決められた年間の必須の教育時間というものがない。

■目標面談は1年に1度、30分間だけ。それも個人ではなくグループで。

■今月(今期)の会社の業績状況を誰に聞いてもわからない(上司に尋ねても!)。

■月に一度の本社の帰社日が決まっていない(ある場合は、その連絡が当日メールで来る)。

■会社の年間イベント(飲み会や社員旅行、論文や事例発表会)が決まっていない。

4.「放置」の状態はどんな会社や組織でもある、という風潮になってきている。

いかがでしょうか。あなたは会社で上記のような状態ではありませんか。あなたの仕事の周辺で上記のような状況が続いていると、あなたはメンテナンスされていないかもしれません。

不幸にも自分の勤めている会社もそうだ!とか思った方も多いかもしれませんが、実は上記のような組織は、結構多いようです。大きな会社だったら、きちんと社員がメンテナンスされているように思うかもしれませんが、たくさんの方の意見を聞くと、そうではないようです。

リーマンショック以降のコスト削減で、ますます働く人の数が減らされてきています。自分の担当している仕事以外に手間を掛ける時間や風土が少なくなってきています。こういうメンテナンスされていない状態は、どちらかというと普通だ、そういうことを言う方も多くなってきているようです。

5.自分の力で放置される状態を回避することが大切。

でもあなたが会社から放置されていることがわかっても、そんなに落胆しないように頼みます。例え放置されていても、ご自身の力でメンテナンスしてくれる人を見つけにいって、ご自身をメンテナンスするとか磨くという気持ちや行動が大切です。

6.樋口研究室を活用して放置されている状態から脱却しよう。

樋口研究室は、みなさんの仕事のやり方をメンテナンスする作業を実施しています。樋口研究室には、たくさんのお客様がいらっしゃいますので、色々な問題の打開策や解決方法が集まってきます。それを参考にして、みなさんの性格や行動に合わせて、仕事のやり方や考え方をメンテナンスするサポートをしています。

景気が持ち直しているとか、震災の復興が進んできています。みなさんもパワーを出して元気に仕事や生活をこなしていかないといけないタイミングにきていると思います。

ひとりで悩むのではなく、樋口研究室を活用して、ご自身の心と行動のメンテナンス作業をスタートさせましょう。そしてスピーディーにみなさんの成功を目指していってほしいと思います。相談会は、こちら>>

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