本当に「聖域」なのか。教育費の削減。
本書の中で著者は、息子や娘に対して「子供を私学に通わせる」とか「子供に大手携帯電話会社のスマホは持たせる」「親が外国語をしゃべれないのに子供を語学塾に通わせる」など、親がやってしまいがちな、子供に対するお金の使い方に対して、警告を鳴らしています。
多くの書籍では、お子様の教育費の出費は、削減が出来ない「聖域」だ、と書く内容が多いのですが、著者は、親が、子供の気持ちを横において、親が勝手に支払う教育費について、それを重ねると無駄につながる、そう述べています。
仕事と学歴や成績の関係は?
私は、小学生から大学を卒業するまでに、成績も良くなかったし、いつも遅刻していましたし、塾にいきたいなあ、とか思ったことは、ありませんでした。
学生(大学生)の時は、津軽三味線の練習をして、師匠から免状をもらって、弟子からお月謝をもらいました。
その後、コンピュータの会社に就職して、営業やエンジニアもスタッフをやりましたし、現在、教育のコンサルタントとして、起業しています。
教育で、お金を使いたいところは、自分で稼いで、自分の判断で、自由に学習やスキルアップに、投資してきたように、思っています。
お子様を自然に伸び伸びと育てる
この本を読んで、子供を育てる時は、森で木や草を育てるように、水や太陽の光だけを当てて、自由に伸び伸びと育てるのが、一番いい成果(伸びる)が出るかもしれないなあ、とか感じました。