読書しました。この本の著者はAIの仕組みを作っている数学者です。著者によれは2030年(本ブログを書いた10年後ぐらい)に、職業の半分がAIに代替され大量の失業者が生まれると言います。AIの苦手は「会話の内容理解できない」や「人に合わせた解決策が出ない」「気や場を読めない」などあると言います。とはいえ、中学の卒業者の半数は、会話や教科書、マニュアルなど、書かれている内容を「勘(かん)」と「経験」で勝手に読んでいて、内容をきちんと理解している人はいない、と言います。ちなみに、文章や会話の内容を理解できる人は「有名塾に通っている」とか「良い学校に入学している」「本をたくさん読んでいる」とは関係だと、統計的に証明できている、と言います。この本を読み終えると、将来AIで職を失わないために、保護者や先生や上司が、AI(愛?)を持って、丹念に、子供や会社員や従業員に話しかけて、手間や暇をかけて育てるのが、一番大切ということが、わかったような感じがします。